独り言「命」

生き物に宿る「命」を私達はどの様に解釈すればいいのでしょうか。人は何のために生まれてきて、そして何のために亡くなるのでしょう。その答えを求めるのは簡単な事ではないかもしれません。しかし、私が思う「命」とは単独ではなく、たくさんの集まりの中でこそ、命は輝くものなのではないかと。自分の持つ命、人の持つ命が触れ合ったとき、そこに温かみが生みだされ、そこに生きる意味がある。特に今はコロナもあり、人と人との距離が離れてしまいました。その為、私達は安定とかけ離れてしまい、人の心も荒んできています。だからこそ、命のふれあいが大切になっているのではないか。そんな風に思います。ただ毎日を生きるのではなく、命を感じてみて下さい。命とは魂であり、魂は常に振動しています。自分以外の人の中にある魂を見ようとしてみてください。楽しみ、悲しみ、苦しみ、悩み、怒り、孤独、たえず魂は揺れ動いています。自分以外の魂にそっと手を添えてみてあげて下さい。両手の上に魂を乗せていると想像をしてみたら、何かを感じるはずです。その感じたものは、あなたの人生の大事なものとなります。