端午の節句

5月5日端午の節句より「薬玉」を隠れ宿の入り口にかけてあります。

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昔の時代は、5月5日の端午の節句から不浄や邪気を避けるために薬玉(くすだま)を飾っておりました。その後は9月9日の重陽節句より薬玉を外して、茱萸(ぐみふくろ)に掛け替えて、翌年の5月5日まで邪気を祓います。

 

今の時代もそうですが、昔の時代も見えないものを意識して生活していたということだと思います。いつの時代も闇の世界の匂いは異臭であり、逆に光の世界は良い香りがするものであります。その為、香りは邪気を避けるのに必要という事だと思います。コロナも部類が変わりましたし、このまま病鬼が落ち着いてくれる事を願っております。