10月カレンダー

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10月3日(日)七曜陵逼終わり・五瘟聖誕

五瘟とは、病気を司る神様です。昔は病気の神様を船に乗せて、あの世に送り返したりする祭祀を行なっていたりしていました。

七曜陵逼:説明は九月カレンダーにありますが、七曜陵逼の期間が終わる日となります。通常の惑星の運行に戻ります。

10月6日(水)新月🌑・亥の子餅

亥の子餅:この日に餅を食べると万病が避けられる、また猪は子をたくさん産むことから子孫繁栄を祝うとされる儀式。亥の子餅は、七種の粉を合わせて作るとされていて、七種とは、大豆・小豆・大角豆・胡麻・栗・柿と言われております。

10月8日(金)寒露二十四節気)・戊戌月

寒露:陰寒の気が立ち始めて、晩秋の草木の夜露が肌に染み始める頃です。道端の野草にも、白露に変わり晩秋の冷たい甘露が宿り、夜の空気が肌に染みる頃になってきます。太陽の黄経は195度となります。

10月13日(水)上弦の月🌓

10月14日(木)旧重陽節句

重陽節句:下記説明あり

10月18日(月)十三夜

十三夜:新月から数えて13日目の月が出る日。満月は「満つらば欠ける」という満たすとそのあとは無くなっていくという衰退と考える傾向があり、その為、満月の前の少し欠けた月を美しいと考えたりします。その美しい月を愛でながらお月見をお楽しみください。

10月19日(火)北斗七星神下降

10月20日(水)満月🌕・土用始まり

土用:下記説明あり

10月22日(金)増福財神聖誕

福と財を司る神様の聖誕日。

10月23日(土)霜降二十四節気)・月将卯

霜降:秋の気配もぐんと深まり、秋の終わりに近づき霜が降り、冬の近きを感じさせる季節です。行く秋に、さまざまな想いを寄せるのもこの時期でしょう。そろそろ厳しい冬を感じる季節です。太陽の黄経は210度となります。

10月29日(金)下弦の月🌗

 

 

重陽節句平安時代の九月九日(旧暦)は、貴族や公家たちが神泉苑や紫宸殿(ししんでん)の前庭に集い、菊の節会の宴が華麗に催されていました。菊の節会の時は、狩衣・烏帽子・十二単に身を飾り、神泉苑内の池の流れに酒杯を浮かべ、詩を詠みあう「曲水の宴」を行います。もし忌日であれば、翌日に延期して「残月の宴」が催されていました。九月九日は、神社などで菊の品評会などもあり、菊のイメージが強いのですが、平安時代の貴族は神前に栗を供え、そのあとで直会(なおらい)で神人共食(しんじんきょうしょく)し、親しい知人にもそれを贈る習慣がありました。また貴族は身分階級に応じた栗の支給があったとされ、参議以上は栗一升、五位以上は五合という記録もあります。民間では栗ご飯を食べたり、配ったりしたといいます。

・土用:立春立夏立秋立冬を四立日といい、その前の18日間の事を土用と言います。このように土用は春夏秋冬、年に4回あります。それぞれ二十四節気を基準としますが、春は清明、夏は小暑、秋は寒露、冬は小寒のあと、それぞれ13日目が「土用入り」となります。またその日から18日目が「土用明け」となり、新しい季節が始まります。しかし暦上では、土用は18日間と19日間の時がありまして「18土用」「19土用」などと言われたりします。