2022年1月の運勢

新年明けましておめでとう御座います。

正月で新年最初の投稿なので、毎月の占いにプラスして、各生まれた月毎に、2022年のお神籤も一緒に掲載しておきます。また新年の一月なので、運気が良い悪いとならないように、運気は省きますが、また来月からは掲載します。

皆々様が2022年、良い年になりますこと、お祈りしております。

1月生まれ

運気が停滞しているので、目先の事に心を奪われたり、周囲の状況に翻弄され てしまうので判断力が鈍ってしまい、そのような状況だからこそ自分に自信も持てず 不安になって、物事の本質に気がつかず右往左往しそうです。こんな時は焦らず、またむやみに行動を起こしたり、へたな小細工はしない方がよい方向にいくでしょう。 あるがままの姿で、流れに身を任せて進めば予想外の成果が得られそうです。一点を見つめず大きな視野で考え、冷静に自分を落ち着かせましょう。また災難の暗示がありますので、特に交通事故に注意が必要なこと、また短気を起こすと失敗しそうなので注意をしましょう。ポイントは流れに身を任せる方が良い訳ですから「何事が起こってもまずは落 ち着くこと」です。
【運勢の特徴】災いあり。
【アドバイス】運気は停滞中ですが、これから全ての物事が吉へ向かい始めます。憂いや心配事は解 消するでしょう。芳しくない事でも心穏やかに対応していると、思いかけない好機に なっていきます。狼狽せずに、妄動盲進せず、成りゆきに任せるのも吉。短気を起こ すと怪我の暗示あり注意。交渉取引はライバルに対抗して、こちらが下手にでると逆に失敗します。医者の誤診注意。

【神籤】第九十九　大吉

この神籤を受けたる人は、暗夜に雲晴れて、幸福の月は出たり、これまで艱難は歓楽となり、財宝は自然に集まらん。されどゆだんして優柔に身を耽らば、一朝栄華の夢と化さん。

訳》この神籤にあう人は、暗き夜に月が出たように、是までの憂苦ことごとく解けて、運は大いに開き、天より福が降り注ぎ、家の富は栄え、財宝も意のままに集まるでしょう。されども運が開いた時、油断してしまい、奢り高ぶり、無益な事に金銀を費やすと福はたちまち災いに変化します。倹約を守って正直でいれば、珍しいことにあって利潤を得て、名を上げて子孫繁盛するでしょう。

・疾病　日をおって本復すべし

・失物　思いがけないところより尋ねて出る

・訴訟　目的を達する

・願望　普請、婚姻、旅行、何れも吉

・悦事　充分叶う

・待人　来たり。珍しき便りを聞く

・紛議　理あり、勝つ

・売買　売買共に利得あり

2月生まれ

観察(静観)という暗示が出ております。この卦は、下に土地、上に風という占で、風が吹いていて勢いがありそうな状態に見えますが、地上は風が吹き荒れ ていて荒涼としている事を示します。そういう意味で観察する、静観するが良いとさ れます。
【要点】
・教育、学問、研究など、精神的に向上するものは吉。 
・風の便りを聞く、何か相談されるなどがあるので、見識のある人や、目上の人に相 談してみる。 
・衰運の兆しがみえるので、状況をよく観察して内部や現場を固めていく。 
・精神的には恵まれた落ち着いた時期となるが、物質や経済面ではあまり恵まれないことになりやすい。 
・身の上に変化が起こりやすい時期で、移動、盗難、女難などに注意。 
・勢いに任せて動いてはならない時期なので、状況をよく静観してから、柔軟 に対応してみましょう。
【運勢の特徴】精神的には吉。物質上の満足はない。
【アドバイス】目上の方より恩恵を受ける暗示あり。視野を広くしてよく観察すれば好機をつかみま す。恋愛運最高。旅行も良い。お客様の家に訪問する時の様に、事を荒立てないように慎重に行動すれば吉。交渉にも運はありますが実益はあまりなさそうです。結婚式や集まり事に顔を出しておくと良い。

【神籤】第七十六　吉

この神籤を受けたる人は、身の分限を知りて、門戸を守れ、正しい道を歩むものには、神仏の御加護あるべし。又、禍災を免れ、自然と富貴集まりて吉利多し。

訳》この神籤の意は、自分の身の分限を知り、不義の富貴を望まず、身の五常の道を行い、天命を楽しむ君子の心とします。故にこの神籤にあう人も、自分に不適切な望みごとを起こさず、良い事は少しでもいいから行い、悪事は少しでも行わず、人の富貴を羨まず、身の貧窮も悲しまず、とにかく気楽に日々の生活を送る工夫をすること。そうすれば自然に災いが去って、幸福がきて、富貴になっていくでしょう。

・疾病　善人は本複、根性邪な人は危うし

・失物　出るべし

・訴訟　叶う。しかし吉凶はその人による

・願望　普請、婚姻、旅行、何れも吉

・悦事　叶う

・待人　来る

・売買　買いは早く、売りは遅く為せば利あり

・生死　正直なるものには生あり

3月生まれ

やりたい事が出来ないかもしれませんが、今はいわゆる「損して得取れ」が良い時 期です。目標や良い状況を作りだすためにも今の投資(努力)が後で大きな実を結ぶ ことになるでしょう。逆に今の時期に投資をしておかなければ将来の楽しみは得られ ないでしょう。したがってテーマは「奉仕」です。健康面は運気が下がってい るので要注意して下さい。
【運勢の特徴】損して得とれ。世話・苦労が多い。
【アドバイス】好調、発展の兆しがあります。無理に人を助けようとするのではなく、その人の自主性をうながす方がうまくいきますので、ここは自分の仕事に専念しましょう。(住所移転の必要に迫られても動かない方が吉です)

【神籤】第六十五　末吉

この神籤を受けたる人は、惰眠より醒めて、新進の精神を養え。只ひたすらに信念に従って、諸事勇敢に進めば、最後は救いがあり成功に至る事疑いなし。唯辛抱が第一なり。

訳》この神籤にあう人は、運気の悪い時とは、例えば痩せた獣が雪にあって食物を失うようなもので、まことに困窮の時なり。しかれども気を屈せず、気を落とさず、神仏を信心して、心に王法を守り、諸事に慎んでいれば、やがて運は開き、憂いごとも去り、悦びごとが来て、今の心労を昔の物語にすることになるでしょう。心長く待つこと。

・疾病　長引く。11月より後は次第に本複する

・失物　出難し

・訴訟　春は叶う、その他は叶わない

・願望　普請、婚姻、旅行、何れも凶。冬至より立春の間はよい。その他は悪い。

・悦事　春夏は叶う、秋冬は叶わない

・待人　久しくして後に便りあり

・紛議　利なし、多くは負けとなる

・売買　利なし。冬至より立春の間はよい。その他は悪い。

4月生まれ

物事が未完成で終わってしまう暗示。今は行動を起こす時ではないので困難がありますが、 時間が経つにつれ次第に良くなりそうです。ここはスタンドプレーを避け、コ ツコツと目標に向って準備をしておく事が良いでしょう。そうすれば今抱えている悩みやトラブルも、将来必ず解消される見込みがあります。 したがってテーマは「将来の準備」となります。準備期間は結果が出にくいので多少気持ちに焦りが出るかもしれませんが、自分の気持ちに惑わされずに自己鍛錬 をして運気を待ちましょう。また人間関係では、ちょっとした誤解が原因で衝突する 事がありそうです。旧知の仲といって軽率な行動をするとトラブルの元になります。
【運勢の特徴】急ぐは不可。好転の兆し。
【アドバイス】 何事にも急いで達成できるようにした方が良いとの暗示あり。時間をおいたり躊躇していると達成出来なくなります。仕事や取引など一段落して苦労が解消したとき、気の緩みで大きな失敗をしたり、つまらない事に溺れたり、病気になったりする事に 注意です。

【神籤】第四十五　吉

この神籤を受けたる人は、事業に向かって拍車をかけて突進すれど、人気未だ一身に集中せざるに、突如上長の引き立てにより大望まさに成就せんとす。嗚呼これ、神仏の御加護ならん哉。

訳》この神籤にあう人は、大いなる望みごとを目の前に見ながら、未だ自己の力では成就できないという運気です。よって心正しく王法を守り、主人、親、師匠、上司などによく仕えれば、目上のおかげで望みごとが叶うでしょう。高い身分の方、学者、出家などは立身して名をあらわし、一般人は金銭財宝を得て、身上富み栄え、人から羨ましがられる身となる。慎みながら励んでいきましょう。

・疾病　全快する

・失物　遅くでる。高きところにあり

・願望　普請、婚姻、旅行、何れも吉

・悦事　叶うべし

・待人　遅く来る、但し少し遅い

・紛議　目上の人の力を借りて勝つ

・売買　売買共によし、緩々とする方が利あり

5月生まれ

猛烈にエネルギーがみなぎりますので、その気持ちを使って大きな問題に立ち 向かい物事を先に進められれば、よい結果を手にする事が出来る時です。勇猛果敢な姿勢で物事を対処すれば大きな利益を生む事もできます。今は天が味方をしていますから、ここは好機と見れば疾風迅雷で、かさにかかって突き進むのが良いでしょう。積極的に困難を克服して、広く社会的な利益をはかる人は大吉の時期となります。 逆に成功を自分のものだけにしようとすると、運気は一気に下り坂になりますので ご用心を...
【運勢の特徴】利益がある。人と共同して吉。やや安定を欠く。
【アドバイス】むやみに行動したくなる時です。欲を張ったり、頑固になってしまう、また自分の私利私欲に走ると、周りから非難の声があがりそうなのでご注意下さい。望み事は時機を逸していますので、無理に進めない方が良いでしょう。あれもこれも盛りだくさんになると計画倒れになります。交渉や取引は我をはると相手の怒りをかいやすいです。

【神籤】第二十四　凶

この神籤を受けたる人は、日はようやく傾き、暗には近く、迫りてしかも、灯火の用意なく、進退意の如くならず。絶体絶命之れ如何にせん、ここは月の出るのを待って、静かに歩き行くのみ。家庭上の煩累、又は他の迫害等すべて慎んで争闘を避け、一念唯だ信仰に頼れよ。

訳》この神籤にあう人は、靴を履きながら足をかくようなもので、物事に隔たりがあり通じ難い。さまざまな憂いも、とにかく人の妨げが強くて、なかなか通じないけれど、いよいよここまでとなってから、物事が叶うようになる。ここは緩々と時を待って良しとすること。女難の相あり、慎むのが良い。

・疾病　長引くけれど全快する。女の恨みごとなどあり。

・失物　さまざま尋ねれば後に出る

・訴訟　妨げる人がいて、急には叶わないけれど、後には叶う。

・願望　普請、婚姻、旅行、何れも良くない

・悦事　半吉

・待人　来らず

・売買　凶、悪い。

・生死　生きる。信仰怠るべからず

6月生まれ

今は平穏で安らかな運気であります。仕事に関してはマイナス面がなく穏やかに事が運ぶでしょう。他人との衝突を自然に避ける様な気持ちになりますので、人間関係も好調です。したがってテーマは「従順に」です。人の意見に従った方 が無難に乗り切れます。縁の下の力持ちになり、こつこつとやれば大いに成果はあがりそうです。全てにおいて消極的に行動する時期であり、大金を得ることはできない時期ではありますが、逆にお金には困ることもないでしょう。恋愛面に関しても好調で、思いやりのある異性が現れたり、異性より優しくしてもらえる時です。
【運気の特徴】上司や目上に従って吉。現状維持が吉。
【アドバイス】運気はそれほど悪いわけではないのですが、良い事も悪い事も、事が大きくなる暗示あり。小さな事と侮っていた事が、大きな騒動になるような時期ですので、注意が必要 です。願望は辛抱強く努力すれば、後に結果が出るでしょう。大きな視点で物事を捉えると吉。南西、南方位に吉あり。目前の利益にとらわれると災難。商品に問題があり、返品の可能性。

【神籤】第五十四　凶

この神籤を受けたる人は、思うこと、なす事、すべて意のごとくならず。しみじみと物の哀れを感ずべし。茫然自失うたた無情の感あらんも、今はしばし、隠忍自重の時なるべし。

訳》この神籤にあう人は、運気の甲斐なく、何事も心に任せず、心がむらむらと変わる性格で、妻子、下のもの、又は友人知人とも、心合わず手に取れそうなことも手にできなくて、家族から離れ、難儀困窮し、先にも後ろにも進めずないけれど、ここはよく耐え忍び、心を善にかため、人と和らぎ混じる時は、風が吹き雲が散るように、次第に幸せとなる。さもなくば身の上破滅の大事あるので注意。

・疾病　甚だ危うく、注意すべし

・失物　出難し

・訴訟　敗訴、叶わず

・願望　普請、婚姻、旅行、何れも凶

・悦事　なし

・待人　来らず

・紛議　利なし、負け

・売買　共に損あり、見合わす方が良い

7月生まれ

対人関係が広がって色々な人との出会いがあり、仕事や用事が増えて何かと忙 しくなりそうな状況です。しかしここは「商売繁盛：千客万来」の運勢と考えられる ので、何事にも手を抜かず活動すれば集まってきた人達に対して自分をアピールする絶好のチャンスとなり、全体運や金運までもUPしそうです。注意点としては実りのあるとても良い時期ではありますが、反面ではライバルが出て来たりして争い事が起こりやすい暗示があるので注意は必要でしょう。また計画した事は早めに実行する事で運気をつかめるようになります。 恋愛面も好調です。パートナーが居ない方は探してみるとよいでしょう。またパートナーがいる方は着実な関係を築けそうです。
【運勢の特徴】集まる。商売繁盛。
【アドバイス】物事が滞りやすい時期。今は何かと支障が生じたり、妨害が入ることが多いでしょう。また自らの目標も決まらず苦労する暗示も出ていますので、本来なすべき事を為さずに、手近でたやすいことに関わって後悔しそうな暗示があり、注意を要する。着実に誠実に着々と実行するのが良さそうです。最も重要な事を真っ先にやりましょう。つまらないことに関わっていてはいけません。遠方からきた話しは吉がみえます。人の集まっている所に行く人は、病気の感染に注意。

【神籤】第十一　大吉

この神籤を受けたる人は、天高く馬愈々肥ゆ、秋の実りは豊かにして、幸運宝庫に満る。芸人は名を上げ、商人は利を得る。目上の引き立てにより益々繁盛する運勢なり。されど積極的に事をするのは、悪しく、何事も控えめにするをよしとする。

訳》この神籤にあう人は、例えば鶴の野沢にて鳴く声は、天に聞こえるような感じで、芸のある人は名を遠近に知られ、高位のものは給料が増え、商売人は利を得て、考えることも当たり、目上の引き立てにもあって、商売繁盛する運です。されども雲に放った弓はいつまでも天にあるわけではなく、ついには落ちてくることになるので、慎んで、物事は九分目でとどめておくと良い。

・疾病　全治する。但し大きな病院にかかること。

・失物　出る。出なくとも他で間に合う。

・訴訟　勝訴、叶う。

・願望　普請、婚姻、旅行、吉

・悦事　充分に叶う

・待人　来る、少し遅い。

・紛議　有利に終わる

・売買　吉。今は買っても利がなくとも、後に大いに利あり。

・生死　必ず生きる

8月生まれ

なんとなくぼんやりして心が晴れない、けれど何かが変わりそうな感 じもする時期です。今の運勢は物事が移り変わる時期に入っていますので、将来に大 きく進展していくための準備段階の時であり、そういう意味では本人の思うように進 みづらい時期です。このような時は、人と強力して事にあたると良いでしょう。愛情 面ではトラブルに注意が必要です。パートナーがいる方は放任主義でいるとよい方向になり、パートナーがいない方は自分磨きをしておきましょう。男性の方は、女性の 方が勢いがある時期なので、多少の辛抱は必要かもしれません。
【運気の特徴】機が熟さない。力不足。少し待て。
【アドバイス】不運だった事には道が開かれてくる、逆に順調だった事については、これ以上は難しいので成り行きを見守ると良いでしょう。新しい事は積極的に動いてもうまくはいき ません。また小さな損を惜しむと、大きな損につながります。人に恵みを施せば吉運が上昇します。注意点はねたみから陰口を言われやすいので、人に頼む事は自分でやっ てしまった方が良いでしょう。

【神籤】第六十八　吉

この神籤を受けたる人は、義理や人情に迷って、事業は沈退意気沮喪しをる。折しも天助により意外な幸福を得て、再び春に逢うの心すべし。これより新生一面展開せん。

訳》この神籤にあう人は、これ迄は憂うことも多かったが、思いもよらない福がきて、枯れた木に再び枝葉が生じ、花が咲き、実がなるように、喜びこと多くきて、家が富み栄え、世の人に名を知られるようになる。これまでの艱難困窮を辛抱し、心正直に道を守って、神仏を信じて怠らなければ、益々栄花となるでしょう。

・疾病　思いの外早く本複する

・失物　思いもよらぬところから出る

・訴訟　勝訴、叶う

・願望　普請、婚姻、旅行、すべて吉

・悦事　追々よし、叶う

・待人　早く来る

・紛議　充分利あり

・売買　売買共に利あり、進んでよし

9月生まれ

基本的には盛運ですが、暗中模索の暗示が出ていますので、突発的な変化や変 動に振り回され心身共に不安定になりそうです。また色々なチャンスも訪れる こともあり新しい事にもチャレンジしたくなりますが、今は試行錯誤の時期ですので 慎重に自重が良さそうです。したがって好調な様子に見えていてもあまり調子に乗り すぎないように注意してみて下さい。また身辺が多忙である割には、なかなか成果は 上がらないでしょう。お金の出入りが激しい時であるのでご注意下さい。
【運気の特徴】驚く事あり。しかしよく見えず。
【アドバイス】驚くような連絡が入るなど、不安定要素が大きく危険な運気です。変動、変化など、 困難に出合うかもしれませんが、ここは問題を投げ出さずに継続を心がけて、問題をきちんと対処をして、自分の足場を固めることが良いでしょう。ここは人に従っていけば、吉運の呼び込むきっかけとなり、名誉と利益を得る事ができます。今は直ぐに願い事は成就しないけれど、運気は次第によい方向に向かう暗示ですので、自分の能力を信じて時を待つことが肝要です。仕事や勉強は現在やっている事を投げ出さずに持続していきましょう。賭け事は控える。兄弟喧嘩にも注意。女性は指輪や貴金属を身につけると恋愛運アップします。

【神籤】第九十四　半吉

この神籤を受けたる人は、寒月冴えて、四面寂寥たり、業務初めて順調平和に進む。然れども、口舌時は後日の大錯誤を生ず、自重して言語を慎むべし。

訳》この神籤にあう人は、運気よしといえども、多言にして仕損じる落ち度などある。よって言葉を慎み、酒宴の席などにても人の良し悪しを言うことなく、又目上の人の前に出ても言葉を慎み、我よりも下の者と心やすく付き合わないこと。些か言葉の間違いより、大いなる災いを引き出す。口を禍の門と心得、みだりに人のことを言わず、神仏を祈っていれば次第に繁盛していく。

・疾病　長引く危うし、信心すべし

・失物　出難し

・訴訟　叶いがたし、女に頼めば叶う事あり

・願望　普請、婚姻、旅行、何れも半吉

・悦事　遅し

・待人　遅けれど来る

・紛議　勝ちなり

・売買　半吉

10月生まれ

今は辛抱が重要ポイントであり、地道な努力を続けつつ、今後のチャンスに向けて爪を研ぐ時期と捉え、じっくりとゆっくりと焦らず着実に自分磨き をしておきましょう。したがって万事控えめにし、積極的な行動は慎む時期です。ま た周囲の状況は機が熟していないので、強引に押しても努力は報われない可能性が高 いと考えましょう。幸運ポイントは「果報は寝て待て」となります。その中でも飲食運は好調なので焦る気持ちを切り替えて人にあったり色々と出かけてみましょう。ま た愛情問題では特につまずきそうな暗示があります。いつも以上に気持ちを引き締め、 一時の感情で流されず、欲望に惑わされない様に、また異性の口車に乗せられないこ と。もし流されたときは身を滅ぼしてしまいますのでご注意下さい。困難にあっても、 焦らず、不安になることなく、努力をしておき時期を待ちましょう。
【運気の特徴】
時を待て。鋭気を養え。
【アドバイス】何かを実行しようとしても障害が立ち塞がる暗示があります。無理に進もうとすれば 困難に陥り苦しくなりそうです。時期を待てばチャンスがやってくると信じて、今は 何事も控えめに、普段の行動を継続しておきましょう。変化を求めると失敗しがちで すから、目移りせずに今やっている事が良いでしょう。本業一筋こそ吉。

【神籤】第十五　凶

この神籤を受けたる人は、山寺の鐘いととあはれに響く、知らずや没落を弔う鐘とならんとは、人情紙より薄く、悪鬼周囲に群がり、争闘悔恨の巷に彷徨す。心を戒め万全の用意を整えるべし。

訳》この神籤にあう人は、家財を船に積み、その船が沈没するが如く、たびたび損失が続き、妻子下人にも離れるため困窮する。これまで運にまかせて金銭を無益なことに費やし、盛りの花雨風のために散り萎むような状況。身を慎まず、行いを正さなければ大事になる。

・疾病　病人は大病にて長引く、命危うし

・失物　出難し

・訴訟　敗訴、叶わず

・願望　普請、婚姻、旅行、どれも悪い

・悦事　叶わず、却って悲しみとなる。修行している人、スピリチュアル、宗教家などは喜び事あり。

・待人　来らず

・紛議　利なし

・売買　売買共に利なし、見合わせてよし

11月生まれ

現在の状況に変化が訪れようとしています。テーマは「従う」となります。 状況や他人に従うと幸運を得られますので、 相手のペースに乗って吉。なるべく自己主張は極力避け臨機応変に対処したほうが無難に切り抜けられます。この時期は年長者や信頼する人の紹介による様々な出会いが あり、色々と忙しくなるでしょう。このチャンスを生かしてみたい所ですが、中には食わせ者的な人物もいたり、厄介事を持込む人がいたりしますので多少の注意は必要です。自分にとって必要か必要でないかを見極めましょう。
【運勢の特徴】臨機応変・時に従って吉。進むより退く事もあり。
【アドバイス】自ら求めなくても様々なものが集まってくる暗示あり。必要なもの、知りたい情報な ど積極的に働きかけなくても自然に集まってきます。しかし私利私欲に走ると失敗し てしまいます。逆に人に従ってれば吉。またグループを組んで何かをしようとすると、 目上から疑いの目で見られたり、誤解されることがありますので、言動には注意のこ と。人の道に外れることは凶。

【神籤】第百　凶

この神籤を受けたる人は、人生は四時の運行の如きも、花は散りて実結ばざることあり。不幸悲哀の境遇に遭遇するも、これ運命なりと観念して甘受せよ。やがて自ら道開けて、前途に光明を望むの時来るべし。

訳》この神籤にあう人は、花散りて、青葉になりたる如く、花は散りすぎ実は未だ結ばぬという意で、家督財宝持ち去り、再びこれを得ようと見つけられず途方に暮れている状態。今しばらく艱難を忍び堪えれば、花木に実を結ぶ如く、再び世渡りの綱にたどり着く。短気ならば身の上破滅におよぶべし。よくよく慎み、神仏に祈ってよし。

・疾病　危うし

・失物　出難し

・訴訟　敗訴

・願望　普請、婚姻、旅行、何れも見合わすよし

・悦事　なし、叶いがたし

・待人　来らず

・紛議　利なし、負け

・売買　売買共に利なし

12月生まれ

占断は「旭日昇天」と出ていますので、前途は明るく運勢は好調を示していま す。この時期は今までの努力が認められたりすることもあると言われていますので「猪突猛進」で持っている全ての能力を発揮していきましょう。また地位が向上し、名誉 が高まる時期でもあります。働けば働く程に勢いが増し周囲にも認められ、大いに報われるでしょう。今まで苦しかった人も上昇となります。ゆったりと、自信をもって、 マイペースでの行動が良いです。 恋愛関係に時間をかけたり、恋愛に心を奪われたりしますと運気はどんどん落ちてい きますのでご注意下さい。
【運勢の特徴】運気上昇。前進。昇進。策略。
【アドバイス】焦りがでて先に進みたくなりますが、その勢いを少々抑えて進む方が良いでしょう。 多少の障害があっても、協調性を保つことで解決の方向へ向かいます。細かいことに クヨクヨせず、悠然と対処すると吉運が上昇します。根気よく気長に努力をするのが 最善の策です。

【神籤】第二十一　吉

この神籤を受けたる人は、煩悩の夢は覚めて、ようやく生気が蘇り、更新計画を練るべき時来りたるも、未だ実行の時期にあらず、英気を養いて将来の万全の用意を期せよ。

訳》この神籤にあう人は、古着を洗って綺麗にするが如く、今までの不幸せは去っていき、だんだんと幸せになるかたちなり。されども前々の幸せ悪しく難儀なり。失敗した時のことを忘れず、いよいよ身の行いを正しくすれば、たびたび吉事くる。行く末は安楽なる身の上となるでしょう。

・疾病　峠を越えて次第に本複するが、まだ油断はしてはいけない

・訴訟　叶う、但し非分なことは却って災いあり

・失物　ほどなく出る

・訴訟　勝訴

・願望　普請、婚姻、旅行、何れも吉、但し道中用心すべし

・悦事　七分は出来る

・待人　来る

・紛議　勝つ、有利なり

・売買　売買共によし、強欲なる事をすれば損失する