2022年1月カレンダー

内容変更のお知らせ

2022年のカレンダーでは、新たに追加になった箇所があるので、少し説明を入れておきます。

1、特殊日:2021年は吉祥、金剛峯、甘露など運の強弱を特殊日として掲載しておりましたが、2022年度からは暗号資産や株式などの投資、商品の売買の目安となる日を入れてあります。

・一得千倍日  売りに良い日

・一千得倍日  売りに良い日

・一得萬倍日  買うに良い日

・一銭得千銭日 買うに良い日

宝クジ売り場などで「今日は一粒万倍日」など聞いたことあるかもしれませんが、同じような解釈をしてもらえたらと思います。保証はできませんが、少しでも儲けてください、笑。

2、鬼一法眼の法:鬼一法眼とは、室町時代の法師陰陽師と言われている方であり、現代では京都の鞍馬寺にお堂があり、源義経との関わりもあったとされます。その鬼一法眼が残したとされるもので、勝負事、昔なら合戦などにも用いたとされる方法です。今の世の中ならば、何か希望、成就したい事など、行動を起こすときに基準としてみると良いと思います。

判断は3種類 ○ ●となります。
印の日は、勝負の日:勝ちにいく、自分から積極的に行動する、勝負にでる日
○印の日は、籠城の日:受け身でいる、自分を守る、消極的が吉と出る日
●印の日は、凶日なので、諸事に控えめにするとよい日

3、吉方吉時、悪方悪時:カレンダーの右下にありますが、これは単純に良い方位と時間、悪い方位と時間となります。吉は良い状況になりやすく、悪は滞る、又は問題が起きるなどになりやすいと考えてみてください。悪時にあたる場合は、気をつけて行動する、慎重にするなどしてみて下さい。

4、吉色:単純にその日の色となります。身につけて運気アップ的な解釈です。

5、お葬式に向かない日:もう少し検証が必要と思ったのですが、試験的に入れてみました。陰陽雑書に故人をお葬式に出す方位など書かれておりますが、そこは省いて今回はお葬式をするのを避けた方がよい日のみ掲載となっております。

では、2022年1月のカレンダーとなります。(カレンダーが見づらくてすみません。PDFを貼付できれば見やすいと思っているのですが、やり方が分からなくて、笑)

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https://drive.google.com/file/d/1uWGFjtxK-_ctEnVtv7fYtgZUf5AJ-a_g/view?usp=drivesdk

2022年の行事

1月1日(土)元旦、初寅

初寅:毘沙門天様へ新年のご挨拶に伺う日

1月2日(日)初夢、書初め

1月3日(月)新月⚫️

新月:旧暦12月1日となります

1月4日(火)官庁御用始、初巳

初巳:弁財天様へ新年のご挨拶に伺う日

1月5日(水)小寒、初水天宮、辛丑月

小寒二十四節気のひとつ。いよいよ本格的な寒さがやってきます。寒気も厳しくなりますが、まだ序の口です。寒の入りとも言います。新暦では正月気分で一杯の時です。この日から2月初めの節分まで「寒の内」といいます。太陽の黄経は285度。

初水天宮:水天宮様へ新年のご挨拶に伺う日。妊娠を希望する方は、ご挨拶に行ってみてください。

1月6日(木)少林山だるま市

だるま市:現在はお正月に高崎駅前でも行われておりますが、高崎市にある少林山で夜中から行われるだるま市

1月7日(金)人日節会、七草粥

七草粥:正月七日の朝に「七草粥」を食べて一年の邪気や疫病を祓い、無病息災を祈願する日

人日節会:正月七日は白馬節会[あおうまのせちえ]というものがあり、天皇陛下が白馬二十一頭をご覧になる儀式が行われておりました。七は陽の数、馬は陽の動物、青は春を表す色で、新春のこの行事で一年の邪気を祓う儀式です。先ず天皇陛下が紫宸殿南庭でご覧の後、太皇太后・皇太后・皇后、そして東宮の御前を回り、斎院まで馬を引く事をします。

1月8日(土)初薬師

薬師観音様へ新年のご挨拶に伺う日

1月10日(月)成人の日、上弦の月🌓

1月11日(火)鏡開き、初子

鏡開き:昔は餅鏡[もちいかがみ]といって、長寿を祈願して飾る儀式でした。餅鏡は年始にあたり長寿を祈願して飾ります。今日でいう鏡餅のこと。歯固めは食することによって長寿を願うが、餅鏡はお供えする。その鏡餅を木槌で割って家族で頂きます。

初子:大黒天様をお祀りしている家庭は、新年のご挨拶をする日となります。この日は初めての子の日なので、初子と呼ばれています、

1月12日(水)初金毘羅、初恵比寿

金毘羅、恵比寿の神様へ新年のご挨拶に伺う日

1月15日(土)小豆粥

小豆粥:昔は十五日粥[じゅうごにちがゆ]

と呼ばれておりました。元は七種粥を食して年中の邪気を祓う儀式です。七種とは、米・粟[あわ]・黍[きび]・稗子[ひえ]・葟子[みの:みのごめ]・胡麻・小豆を用います。1月7日の七草ではなく七種で、小正月(15日)は小豆粥となります。

1月16日(日)閻魔詣

閻魔様へ新年のご挨拶に伺う日

1月17日(火)土用の入り

この日から冬の季節から、春(立春)の季節へ切り替わる前の18日間となります。

1月18日(水)満月🌕、初観音

観音様へ新年のご挨拶に伺う日

1月20日(木)大寒

大寒二十四節気のひとつ。極寒の候とも言えます。降雪も激しく各地で雪害の報が聞かれます。寒の入りの小寒から15日目。古暦便観に「冷えることの至り甚だしき」と記されています。この大寒が過ぎると、また節分が来て新しい春の訪れがやってきます。

1月21日(金)初大師、臘日

初大師:弘法大師様へ新年のご挨拶に伺う日

臘日:鬼神をお祀りする日。立春が近づいてきます。その前に身近なところに潜む鬼へお供え物をして鎮める日となります。

1月24日(月)初地蔵

初地蔵:お地蔵様へ新年のご挨拶に伺う日

1月25日(火)下弦の月🌗、初天神

初天神:天神様へ新年のご挨拶に伺う日

1月26日(水)竈神上天

立春を前にして、竈神は今年起こった家族の善悪を、上帝に報告するため天に昇る日となります。その為、この日は竈神をお祀りします。

1月27日(木)天神下日

竈神が上天したことにより、天神が天から降りてこられます。この天神様達はお正月の元旦に歳神様が降りてこられるまで、人間界を見廻るとされています。

1月28日(金)初不動

お不動様に新年のご挨拶に伺う日

1月31日(月)竈神下日(旧大晦日

竈神は先日天に上りましたが、旧正月の前日(大晦日)に天から降りてきます。これは翌日の旧正月元旦に歳神様をお迎えする為です。この日は先祖も家に戻ってくる日とされていて、竈神様・ご先祖様・家族揃って、歳神様をお待ちすることになります。

昔の宮中では、御霊祭[みたままつり]といって、先祖の霊がこの夜に戻ってくるということで、七月の盆と同じ信仰に基づいて行われる儀式をしておりました。

 

お正月は行事が多くなりますので、説明がだいぶ長くなりました。今日は冬至となるので、新年のカレンダーを発送する為、22日は徹夜となっております。いつ終わるのだか、笑。

本年もありがとうございました。皆さま方が、良いお年を迎えられますように願っております。