呪いの儀式

ちょっとおどろおどろしいタイトルになってしまいましたが、昔の時代の呪いは、呪術者に依頼をして憎い相手を呪う儀式をしてもらうというものでした。それを担うのが宗教の一面でもあったかと思います。それが体系化して、呪術や呪法となり、仏教(密教日蓮宗・浄土宗・禅宗神道陰陽道など、色々な宗教や宗派で行われていたと思います。

 

現代ならどうでしょう。自分以外の誰かを憎み、妬み、陥れるような事を考えているのが、呪うというところでしょうか。会社でも、友達同士でも、相手を排除する気持ち、引き摺り下ろしたいなど、現代でもドロドロした感情を呪うという事なんだと思います。

 

それを本格的に行うのが、呪術、呪法となってきますが、今の世なら、SNSで明らかに相手に対して悪意を向ける行為が、SNSを駆使した現代の呪い、呪術な感じがします。

 

では、呪われるということはどういう事かと言うと、SNSや噂で他人からの誹謗中傷を聞く、又は直接聞いてはいないがそう感じる、その事によりストレスを感じて自律神経を病み始める、その後は免疫力が落ちてきて怪我や傷が治りづらくなる、そのため感染症や病気などにかかりやすくなる、そこに親や社会で起きる不幸、勤めている会社や企業の倒産、小さい出来事なら車をぶつける、いつも乗る電車で事故があり予定が狂う、何か自分とってマイナスの効果のある出来事が度々起きるようになると、呪いの完成です。そのあとどんどんと症状が悪化して、家から出られなくなる、最悪な場合は亡くなってしまうなども起こりかねません。

 

では、その呪うという事に対して、自分で出来る対応対策はあるのでしょうか。

 

まずは呪いは感じない事が1番です。中野信子氏の書籍に書かれていましたが、これは使えると思いますので、引用させていただきます。「自分の前に強力な防弾ガラスがあると想像する。その防弾ガラスはどんな悪意も跳ね返す事ができるので、完全にあなたは守られている。外で何が起こっているのか、他の人が何をしようとしているのか、知ることはできる。しかし、その人たちがあなたに向かって発する感情や気分はあなたにぶつかってくることはない。防弾ガラスにぶつかって跳ね返ってしまう。その防弾ガラスのこちら側で、あなたの繊細な部分は傷つくことなく大事に守られている」という感じです。

 

この防弾ガラスの方法は、安倍晴明公や昔の陰陽師の方々も行っていた「身固め」にあたると思います。更に印を組み、呪文も加わりますから最強ですね。あとは反閇という身を守る呪法も存在します。この辺は専門的な事になるので、まずは自分の身の回りに「防弾ガラス」を設置してみてください。これであなたは守られているので、誰も攻撃することはできなくなります。これをみた方は少しでも呪いが完成しないように、今からでも遅くはないので、防弾ガラスを設置してください。

 

最近はカレンダーと占断と色々忙しく記事を書く事ができなかったので、また時間が空きましたら記事を書いていきます。

 

吉日吉祥 小角