7月1日 山・川開き
半夏生:農暦では、この日ぐらいまでに田植えを終える目安になる日。
7月3日 八専日始まり*下記に記載あり
7月7日 小暑(24節気)・七夕・乙未月・北斗星下降日*下記に記載あり
小暑:太陽が出ていれば気温は上昇して、いよいよ夏本番。蝉も鳴き、暑中見舞いの季節です
七夕:昔の宮中の七夕の夜は、清涼殿の東庭に葉薦[はごも]を敷き、御灯明と香花を供え、二星会合(星合)の様を望んだと言われております。牽牛星と織女星が年に一度逢瀬を楽しむという、中国の漢代より二星を祭る風習と、わが国古来の「棚機つ女[たなばたつめ]の信仰と結びつけた星祭です。
☆七夕神話『天雅彦草紙』より
昔、長者の家の前で洗濯していた女の前に大蛇があらわれて、この手紙を長者に届けてくれと頼んだ。手紙には「おまえの三人娘がほしい。さもなければおまえたち夫婦を殺してしまう」とあった。上の二人の娘は拒んだが、末の娘は父母を見殺しにはできないと、池の釣殿に自身を生け贄にする。ところが大蛇の中から現れたのは美男の貴公子で、二人は仲睦まじくなった。
ある日、夫となった貴公子が「自分は海龍王で、急用があって天に昇るけれど、7日ほどで戻ってくる予定だ。もし帰ってこられないなら、西の京に一夜杓(いちやひさご)というものがあるから、それで天に昇ってきて、天雅彦はどこかと聞きなさい。ただしこの唐櫃だけは開けないように。開ければ自分は戻れなくなる」と言って、たちまち天に昇っていった。
そこへ姉たちがやってきて、いろいろ詰問したあげく、唐櫃を開けてしまった。中からは煙が一筋立ち上っただけだったが、これでもう天雅彦は帰れない。やむなく一夜杓で天に昇って夫を捜すことにした。
やっと捜しあてた夫はすばらしい宮殿に住んでいた。ところが、夫は自分の父が鬼であることを告げ、もし見つかったら食べられてしまうと心配をする。案の定、鬼が来て「人くさい、人くさい」と言い出した。天雅彦はそのつど妻を調度品に変えてごまかしていたのだが、あるときその暇もなく見つかってしまった。父親の鬼は妻を連れていき、自分は数千頭の牛を飼っているが、それを昼は野に放ち、夜は小屋に入れなさいと難題を吹っかける。
妻は夫に教えられた呪文を唱え衣の袖を振って牛を動かし、難局を切り抜けていく。いくら難題を出しても解決してしまう息子の妻に、ついに父鬼は情を見せ、では二人の絆を認めてやるが、月に一回は一緒に暮らせるようにしてやろう、と言う。女はその言葉を聞き間違えて、年に一回と思いこむ。
父鬼が手に持っていた瓜を投げると、それが天の川になり、二人を隔てた。こうして天雅彦は彦星となり、妻は七夕姫となって、二人は年に一度の逢瀬を契ることになったとさ。
7月8日 北斗星下降日*下記に記載あり
7月10日 新月🌑
7月13日 盆の迎え火🔥
ご先祖があの世から帰ってくる日。火を焚いて目印とします。
7月15日 盂蘭盆
盂蘭盆:現代のお盆で、亡き人の霊を供養する仏事。平安時代の宮中では、清涼殿に供物を設け、天皇御拝が行われたあり「仏説盂蘭盆経」の目連救母説話がいわれとされています。
7月16日 盆の送り火🔥
ご先祖があの世に帰る日。
7月17日 上弦の月🌓
7月19日 土用の入り
8月より暦では秋の始まりになります。夏から秋に切り替わる時期を土用と言います。
7月22日 海の日・大暑(24節気)・午将
大暑:うだるような暑さが続く時期。昔は軒先に風鈴をつけて音で涼を楽しみ、窓によしずをかけて陽射しを避け、川に船を浮かべて涼しい風にあたるなど、自然の中に涼を見つける納涼文化が日本にはあります。暑い時期ですが風流に過ごしてみてください。
7月23日 オリンピック開催日・スポーツ日
7月24日 満月🌕
7月28日 土用の丑
7月31日 下弦の月🌗
★八専日とは、陰と陰、陽と陽など、偏りが激しい日となります。そのような時は人の心も偏るため、悪いことはもっと悪く考えてしまうなどになりやすく、魔物や鬼などが人に取り憑きやすくなります。その為、八専日は、それぞれの日の管轄の神様の真言と唱えて、守ってもらえるように祈りを捧げると良いとされます。
7月3日 閻魔天に祈る日
7月5日 摩利支天・地天に祈る日
7月6日 水天に祈る日
7月8日 閻魔天・火天に祈る日
7月10日 羅刹天に祈る日
7月11日 水天・風天に祈る日
7月12日 吉祥天に祈る日
7月14日 毘沙門天に祈る日
北斗下降日
夜半(午後11時から午前1時)に北斗七星を夜空に探して、北斗七星の神へ礼拝すると、願事を得られると言われております。