行事
1月1日 元旦・初詣
1月2日 初夢・書初め
1月3日 七曜陵逼の期間終わり
1月4日 八専日の始まり(八専の期間は魔に引っ張られやすくなりますので、そのため神々の真言を唱えて助けてもらいます)
閻魔天に祈る日 [宿曜経云、炎魔天會]
1月5日 小寒(24節気)
1月6日 八専日
摩利支天に祈る日[宿曜経云、地天喜會歡]
水天に祈る日[宿曜経云、水天般若會]
1月9日 八専日
閻魔天に祈る日[宿曜経云、火天 諸天會]
1月11日 成人の日・八専日
1月12日 八専日
水天に祈る日[宿曜経云、風天 歡喜會]
1月13日 新月⚫️・八専日
吉祥天に祈る日[宿曜経云、吉祥天 豊楽會]
1月15日 小豆粥・八専日
毘沙門天に祈る日[宿曜経云、毗沙門天 成佛會]
1月17日 土用の始まり
1月21日 上弦の月
1月26日 臘日(鬼神を祀る日)
1月29日 満月🌕
【平安時代の行事】
平安時代の宮廷行事を現代の暦に当てはめてみました。コロナも終息せず、つい閉塞した気分になってしまいがちなので、気持ちぐらいは平安時代の雅な雰囲気を味わってみてください。
《源氏物語絵巻より抜粋》
絵図の中に暖炉があります。探してみてください。
2020年12月17日(木)
この日は、京都で初雪となりましたが、平安時代なら初雪の日は「初雪見参(はつゆきけんざん)」と言って、初めての降雪の折に群臣が参内し、諸司の官人は積雪を掃いたりする行事が行われていました。
2020年12月24日(木)〜27日(日)
新嘗会[しんじょうえ]と豊明節会[とよあかりのせちえ]が平安京内裏(御所)で執り行われておりました。今の時代であれば、伊勢神宮で執り行われる「新嘗祭」となります(今年の新嘗祭は11月23日)平安時代の内裏図を添付しておきますので、例えば、24日の帳台の試みが行われた場所は常寧殿になりますが(赤字にしてあります)内裏のどこで行われていたのか、場所を探してみてください。
24日(丑の日)帳台の試み
五節の舞姫が常寧殿[じょうねいでん]に参入し、天皇陛下が直衣に指貫のお姿で出御し、帳台で舞姫の舞をご覧になる行事
25日(寅の日)御前の試み・鎮魂祭
御前の試みは、天皇陛下が清涼殿で舞姫の舞をご覧になります。夜は清涼殿の殿上で公卿らに酒を賜い、朗詠、今様がある。また鎮魂祭とは、天皇陛下の御魂を鎮め、健康を祈る祭祀で、御巫[みかんなぎ]猿女[さるめ]ら神祇官の巫女が奉仕して、神饌の炊飯や神楽舞が行われます。
26日(卯の日)童女御覧[わらわごらん]
舞姫に付き従う童女を清涼殿に召してご覧になる。夜には新嘗会が執り行われる。新嘗会とは天皇陛下が神嘉殿[しんかでん]に出御して、御湯を供し、御手水を供して身を清め、新穀を天神地祇に献上の上、御自らも召し上がる儀式のこと。
27日(辰の日)豊明節会
天皇陛下が紫宸殿に出御し、新穀を召し上がり、群臣にも賜い、また白酒、黒酒をも賜う。そこで大歌が歌われ、五節の舞姫は五度袖を翻して退場する儀式。
2020年12月29日〜31日
御仏名[おぶつみょう]
この行事は、三世の三千仏名を唱えて、罪障の懺悔滅罪を祈願する儀式となります。宮中では三夜にわたって執り行われたとされています。
2021年1月1日(金)
下旬の酉の日は「賀茂臨時祭」があり、下鴨神社で祭礼儀式が行われていました。