https://drive.google.com/file/d/1uhwaguw0egcv1Uj6pNj0YCHLAhr8PEKU/view?usp=drivesdk
12月の行事
12月4日(日)太乙救苦天尊 聖誕日
12月5日(月)納水天宮
12月7日(水)大雪・壬子月
12月8日(木)満月🌕
12月9日(金)皇后陛下 誕生日
12月10日(土)納恵比寿・金毘羅
12月13日(火)正月始め・納弁天
12月15日(木)年賀郵便取扱開始・北斗日
12月16日(金)下弦の月🌗・納閻魔・北斗日
12月18日(日)納観音
12月21日(水)納大師
12月22日(木)冬至・柚子湯・カレンダー発送
12月24日(土)クリスマスイブ・納地蔵
12月25日(日)クリスマス・納天神・八専入り
12月28日(水)御用納め・納不動
12月30日(金)上弦の月🌓
12月31日(土)大晦日・除夜の鐘
行事の解説
納水天宮・恵比寿・金毘羅・弁天・閻魔・観音・大師・地蔵・天神・不動
納めるとは、自分がお世話になった神様に、今年一年の無事に過ごせたことを感謝する日。古いお札をお返しする。
大雪(二十四節気)・壬子月
この時期は、あちこちから大雪の便りが届いてきます。いよいよ冬将軍の到来です。小雪の後15日目。氷結も激しくなり、山間部はもちろん平野部にもそろそろ積雪が始まる季節になってきました。太陽の黄経は255度。またこの日より暦の上で、壬子の月が始まり、方位など吉凶が変化します。
正月始め
神社仏閣などでは煤払い、一般の家庭では門松など、お正月の準備を始める日となります。
北半球では太陽の高さが一年中で一番低い位置にきます。その為昼の時間が一年中で一番短くなり、反対に夜の時間が一番長くなる日です。夏至の逆の状態となります。この日を境にして、段々昼間の時間が長くなります。大雪後15日目。太陽の黄経は270度。古代中国や朝鮮では、観象監[かんしょうかん]という役所で暦を作り、その暦を毎年冬至の日になると宮中に献上していました。その種類も多く、上級の部類のものは表装が黄色、次いで青色、次いで白色となっていたようです。内容も中暦[なかこよみ]、月暦[げつれき]、常暦[つねこよみ]などの区分もあったようです。日本では陰陽寮で暦を作り、その暦を冬至の日に朝廷献上していました。その儀式を「暦奏[りゃくそう]」の儀といいます。
淮南子の天文訓には、冬至を起点として15日ごとに節供[せっく]が来ることが記されています。荆楚歳時記には「冬至の日には赤豆粥を作り以って疫を祓う」とあり、正月行事と同じように小豆粥を食べていたことがわかります。また古代朝鮮では、この小豆粥の中の白玉を自分の歳の数だけ食べなければならないと言われていたようです。洌陽歳時記の冬至の項に「吏曹[りそう]の胥吏[しょり]からは、青く装った錦の表紙の暦を送ってくる。家では、小豆の粥を古俗に習って作る」と書かれ、中国から伝わった冊暦の様子を知ることができます。日本では中風にならないようにと、かぼちゃを食べ、柚子湯に入る風習があります。
冬至一陽来復:冬至の一陽来復の気を試す方法が雑書にあるので、載せてみます。冬至の日より2日前に堅炭と乾いた土を各々紙で包み、両方の秤目等分にして、少しも軽くもなく重くもなく、木の両端にかけ、木の真ん中に糸をつけて風の当たらない軒下に吊るしておく。冬至の日となり一陽が生じる時間になると、炭の方が重くなって下がるということです。夏至の日に同じように秤目等分にしておくと、冬至とは逆に土の方が重くなり下がるとのことです。これが天地陰陽の不思議と書かれています。私は試していないので実際のところは分かりませんが、試してみようという方がいればやってみてください。