人が注意すべきもの

怒るもの、乱暴するものは気が濁る

欲深いものは心不潔なり

不人情をするものは気閉じる

無理をいうものは気塞る

短気なものは気凝るなり

 

凝るも、塞がるも、閉じるも、この生き方をしているものを餓鬼道にいるという。これは天の道に背いている。

 

怒り過ぎれば気濁る

喜び過ぎれば気緩む

悲しみ過ぎれば気消える

熱し過ぎれば気燃える

恐れ過ぎれば気廻らず

塞がり過ぎれば気通せず

労し過ぎれば気減り

慈悲も過ぎれば仇となり

礼も過ぎれば諂い[へつらい]となり

義が過ぎれば固くなる

 

中道でなければ天の道にあらず。

故に人たるもの、減らさず、増さず、常に心を平和に保つ。

 

人は決して、怒ったり、不平を抱いたりしてはいけない。怒るもの、不平を抱くものは、命を縮める。

 

子年生まれの人は、物を出し惜しみして思いっきりが悪く不人情を極める時は人の悪評を受けて開運せず

丑年生まれの人は、いうべき事を言わずムカムカ腹を立てて、心が晴れやかでない時は開運しない

寅年生まれの人は、気位が高すぎて大いなる事をする時は、財産を失って開運しない

卯年生まれの人は、朝寝坊と異性を注意しなければ癖になり開運できない、また財布の口に注意する事

辰年生まれの人は、目上の人に負けずと力み過ぎる気を出すと開運しない

巳年生まれの人は、嫉妬ヤキモチを、我が恥ともせず色々言うときは開運せず

午年生まれの人は、色気を出して八方美人を気取ると借金が増えて開運せず

未年生まれの人は、寝ないでくよくよすれば頭痛の種となり開運せず。これを改めて心晴れやかにする

申年生まれの人は、噂を信じて嘘をつけば信用をなくして開運せず

酉年生まれの人は、 自分の縄張りを主張し過ぎれば失敗をして開運せず

戌年生まれの人は、言わずと知れたという顔をしていると人から批評を受けて開運せず

亥年生まれの人は、人に相談しないで自分の一存で決める心の時は開運せず

 

子年生まれは、庚、辛、申、酉の日を大吉とする

丑年生まれは、丙、丁、巳、午の日を大吉とする

寅年生まれは、壬、癸、亥、子の日を大吉とする

卯年生まれは、寅と同じ

辰年生まれは、丑と同じ

巳年生まれは、甲、乙、寅、卯の日を大吉とする

午年生まれは、巳と同じ

未年生まれは、丑と同じ

申年生まれは、戊、己、丑、辰、未、戌の日が大吉

酉年生まれは、申と同じ

戌年生まれは、丑と同じ

亥年生まれは、子と同じ

 

上記の生まれ年のそれぞれの日に、依頼、望みごと、金銭貸借、話し合い、約束、談合すれば、4日目、或いは7日目、遅いときは10日目に調って、好結果の方向となる。