お礼 or 近況


先日10周年祝いにとても綺麗なお花を頂きました。ありがとうございました。

小角の近況をお伝えしますと、64占(週間占断)のバージョンアップを進めております。今まで64占で出てくる卦と爻の解釈を送信させていただいておりましたが、運気の解釈は天気と同じような解釈なので変化があります。例えば、天気予報では晴れると予想されていても、少々雲があり太陽が隠れる時間帯があったり、晴れているのに一時的な小雨があったりします。運気もそのような変化が出てまいります。占断は月曜日に配信されますが、運気上々の記述があるのにもかかわらず、週の途中で変化してしまい運気が下がる場合がございます。逆に運気は最悪な状態にもかかわらず、週の途中で大吉運に転ずることもあります。今まではそれらをなかなか記載する事ができなかったのですが、何曜日にどのように変化するかを記載できるように、小角の隠れ宿、事務局の責任者と64占の内容を変更をしている最中です。これが出来上がれば、今まで少々違和感があったところが修正できて、皆様に今までとは少し違う占断をお届けできるかと思います。

小角が一番気にしている占断内容の箇所は、具体的な変化の時をお伝えできないのが問題の一つであると考えています。何故なら占は占う方に「こうなります」と時期など具体的なことを言われずに伝えられると、占ってもらった後に似たような状況になれば占いをしてもらった方は「これなのかな?」と解釈してしまう事が多々あります。明確な時期を示せない事が占いが信用されない一つの理由にも、つながっていると思いますから、このことが理由で世間では占い師の方が信用されない一つの原因になっているのではないかと思います。したがって64占(週間占断)ではそこの箇所を解消したく思っております。

正直に言ってしまいますと、具体的な時期を出すのは占術ではすごく難しい技術だと思います。現代では天候を詳細に読み解くために気象庁等が、莫大な資金を投じて気象衛星を打ち上げていたりしておりますが、昔の科学でもある占術を扱う者はそのことを追求しておりました。例えば占術で一番先に出てくる判断方法の記述は気象状況の判断です。いわゆる天気です。昔は農業や合戦、遊行(移動や旅行)など天候が生活の状況を大きく左右するものであったからかと推測します。また現代では先ほど記載をさせていただいたように、運気の流れは刻々と変化していますので、気候を読めるようになると占術の技術が上達します。占術の技は奥が深いので、どんな方でも納得ができるようなものに少しづつでも64占を昇華させていければと考えております。